親なきあとの準備相談室

実例から学ぶ
親なきあとの準備の必要性

障がいを持つ当事者の「親なきあと」は
どのような生活が待っているのでしょうか。
実例とともに未来型問題解決手法の理解を深めましょう。

3ステップで皆様の「準備」をサポート

A子さんは30代。両親は共に60代で、
名古屋市内の分譲マンションで3人暮らしです。
軽度の知的障害(療育手帳 3 度)と自閉症(精神保健福祉手帳なし)
そして糖尿病を抱えるA子さん。
自閉症メンタルクリニックと糖尿病内科に通っています。

自立動作や歩行には問題なく、
就労支援事業所「じゃがいも」へも電車で通勤。
しかし衣食住は、お母様のサポートがないと成り立ちません。
自閉症によりこだわりが強く、
良くも悪くもマイペースで行動するためです。

高校卒業までは遅刻もなく元気に通学していたA子さん。
しかし、じゃがいもで働き始めてからは遅刻が目立つように。
年を重ね、お母様の心身機能が衰えてきたことに伴ない、
A 子さんへのサポート機能も低下してきたことが主な原因でした。

A 子さんご一家をサポートするため、
私たちは通勤の送迎などを行うなか、
突然お母様がが他界してしまったのです。

一変してしまった A 子さんの暮らし。
それでも、残されたご家族は強く前を向いて生きていかなくてはなりません。

「A 子さんなりのハピネス」を見つけ実現するため、
私たちは未来型問題解決手法を使って、生活プランを作成しました。

未来型問題解決手法を用いた整理

どんな状況になっても
セーフティネットが必ずある!